FAQ's

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Q

新しい機械を導入される方のよくある質問例

Q

潤滑管理についてよくある質問例

A

新しい機械を導入される方への回答

Q1: 静電浄油機が従来からのフィルターなどより優れている点は?
A1: 第一に、非常に細かい粒子まで除去できること(酸化生成物も除去可能)。
第二に、構造上目詰まりを起こさないので、多量のごみを除去できること。

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Q2: 静電浄油機はどの程度まで小さいものを除去できますか?
A2: 理理論的には、粒子として油中に存在するもの、言い換えれば、油中に溶解していないものなら何でも取ることができます。実際に確認した例としては、水力発電所で使われる圧油中の0.02μm程度のカーボン・スラッジを除去したことがあります。

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Q3: 静電浄油機は油の中の添加剤も除去しますか?
A3: 添加剤は油に溶解しているので、除去できません。

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Q4: コレクターの寿命は?
A4: 経験的に標準的な汚染混入率で適切な大きさの静電浄油機を設置すれば、約2000時間に1回交換でよいと考えます。

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A

潤滑管理についての回答

Q1: 最近急に作業油の油温が高くなり困っている。
A1:
クーラーとフィルターを清掃して、油も浄油してください。 クーラーにスラッジが付着すると熱交換が悪くなり、油温が高くなります。
また、スラッジがフィルターを目詰まりさせると油が通り難くなり、圧力も高くなります。ポンプは定量の油を送り続けるので、そのエネルギーは熱エネルギーとなって油温を上昇させます。

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Q2: 油漏れとゴミは関係がありますか?
A2: 密接に関係があります。前項のように油温が上昇すると、当然油の粘度が低下(大体、油温が10℃上昇すると粘度は約1/2になる)するので、配管の継手等にゆるみがあると油が漏れます。油漏れが初期の場合、油を清浄にし、油温が高くならないようにすると油漏れを予防できます。

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Q3: 更油したが泡立ちがなくならない。
A3:
気泡の発生はストレーナやフィルターの目詰まりとか、継手の緩みから空気を吸い込む場合に起こります。
ストレーナーやフィルターを清掃し、油槽とポンプの間の配管継手の緩みを調べ、締め直してください。

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Q4: 油の粘度は使用によって低下しますか?
A4: 粘度は変わりません。現物で指で粘度を調べるのは間違いです。粘度は一定温度で計らなければなりません。現場では新油の粘度は油が冷えているときに調べるが、使用油は油温が上昇している時に調べるために差があるのは当然です。

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Q5: 作動油の色相が進んでいるが油は使えるか?
A5:
パスカルの原理を利用した油圧機械の作動油は力の伝達の媒体ですので色は関係ありません。色相がすすむのは、油中の窒素化合物が油の極く一部(数十~数百ppm)の酸化生成物と反応して着色されるためで、油の本質には変化はありません。

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Q6: 油の劣化とは何ですか?
A6:
「劣化」から油がすべて変質して使えなくなると考えがちですが、ほとんどは汚染された状態を指して言っています。
汚染物を除去すれば油は長く使えますが、勿論油の中には重要な添加剤があり、使用するにつれて添加剤は消耗しますので、追油等によって補うようにしてください。
尚、油を常時正常に保てば添加剤の消耗も少なくなります。

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Q7: 油の中のどんなゴミが害になるのですか?
A7:
  1. 外部から油の中に入るゴミのほとんどは、10ミクロン以下の金属の酸化物です。これらが摺動部を磨耗させ、更に微小な摩耗粉を作ります。通常機械が正常に動いている場合の潤滑条件は流体潤滑(油膜の厚さは1ミクロン位)弾性流体潤滑(油膜厚さは0.2~0.6ミクロン位)であり、それ以下の油膜厚さになると金属同士の接触が起こります。ゴミが磨耗の原因となるのは、このような油膜に入り込むからです。即ち、磨耗に直接影響するゴミは1ミクロン以下の微小なものだということです。
  2. このような微小ゴミが磨耗させた金属の磨耗粉は油を酸化させる触媒として作用し、ついには油に溶けないレジン状の物質等のスラッジを作ります。このスラッジこそバルブの作動不良、ストレーナ-やフィルターの目詰まり、クーラーに付着して熱交換を悪くし、油温を上昇させ、粘度を低下させて潤滑不良や油漏れを引き起こす等のあらゆる潤滑故障の元凶となります。
    以下を要約すると、1ミクロン以下の微小なゴミまで除去しなければならないことが判ります。

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Q8: 何故、全酸価を調べるのか?
A8:
  1. 新油の全酸価は、元々低いものと高いものとがありますが、これは添加剤中の酸性物質の影響によるものです。一般的に言って、全酸価の低い新油は使用するにつれて次第に全酸価が高くなります。全酸価の高い新油は使用するにつれて全酸価は低下しますが、更に続けて使用すると逆に全酸価が高くなります。
  2. 全酸価が高くなるということは、油の極一部が酸化されて有機酸等になることを示しており、全酸価とはこの油1gの中の全酸性物質を中和させるKOHの量をmgで示したものです。
  3. 油の酸化が進むと油に溶けないレジン(樹脂)状物質からなるスラッジを作ります。スラッジは油圧機器の故障の元凶であって、これが生成しては手遅れとなるため事前に全酸価でスラッジの発生を予見します。要は、全酸価が大切なのではなく、スラッジの発生が恐ろしいので、スラッジを発生しないようにするか又は発生したスラッジを除去することこそ大切です。

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Q9: 水があれば油にどんな影響がありますか?
A9:
油中に水があると、水は金属表面に付着し金属を錆びさせます。その時、金属の錆を油中に放出しますので、それが触媒となって油の酸化変質を加速させます。
水があると、油の酸化は数十倍から数百倍に加速させますので、むしろ一般のゴミよりもずっと恐ろしいものです。特にエマルジョン化した水は普通の方法ではとれませんが、弊社のDHエレメントは1~数パスで除去してしまいます。

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Q10: 油は何年間使用に耐えるでしょうか?
A10:
60℃以上の高温にならないよう気をつけ、いつも浄化していれば、時々追油するだけで何年でも使えます。要は手入れ次第と言えます。そして時折、サンプルを取って性状検査をして使用の可否を決めると良いでしょう。

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