●トライボトーク Vol.6●

いつもお世話になっているクリーンテックの佐々木徹です。
本日はKLEENTEK 「トライボトーク」第6号をお届けします。
10月9日から約2週間は日本の研究者が
ノーベル物理学賞とノーベル化学賞を受賞することが決まったとのニュースで日本中が湧きかえりました。中でも民間企業のサラリーマン研究者がノーベル化学賞を受賞することになったことは、日本の科学技術の底辺が大きいと言うことの証拠で、不況にあえぐ日本にとって、これほど勇気つけるニュースはありません。「トライボトーク1」に書いた「エンジニア」を田中さんは証明してくれました。
今回は科学とは縁遠いと思われているメンテナンスの科学について述べますが、私のメンテナンスへの関心に始まりは、私の大学の卒論「Middle Class In America」 (アメリカの中産階級) にあります。その副題は、「カルタゴは滅びたが、ギリシャはまだ生きている」でした。卒論研究の過程で、
物質文明は「システムのメンテナンス」が出来なくなり、修復不可能になった結果として崩壊するという確信を得ました。


[21世紀のメンテナンス:メンテナンスを科学する]
機械装置でメカニカルな部分の故障の大部分は、機械の潤滑部に関係しています。機械の潤滑は潤滑油で行われていますが、
使用機械の潤滑油中には汚染物がたくさんあります。この状態を「エントロピー」という概念で考えると、エントロピーが最大に向かって進行している状態です。新たなエネルギーを加えなければ「エントロピー」の増加を元に戻せないが、安いコストでエントロピーを減少させようというのが21世紀のメンテナンスです。
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[サラリーマンはサラダ?]
島津製作所の田中耕一さんがノーベル化学賞を受けることが決まり、民間企業のサラリーマンに大きな衝撃と夢を与えました。入社20年経って、同期入社の人の中には部長も数人おられるのに、係長以下の主任だったことも大きな驚きですが、
世間の雑音、サラリーやボーナスの多寡にも左右されず、純粋に研究に打ち込んでこられた田中さんには、新しい価値観と新鮮さを感じました。今回はサラリーの語源から日本社会のシステム疲労を考えます。
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